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にんにく注射とは
にんにく注射は静脈注射で、平石クリニックの平石貴久院長がはじめにこの名前をつけたとされています。にんにく注射という名前でも、にんにくのエキスが入っているわけではなく、ビタミンB1を主体とした注射で、注射をするとしばらくにんにく臭がするので、まるでにんにくを食べた時と似ていることからこの名がつけられたといわれています。
注射後に元気が出るのもにんにくのイメージとピッタリ合っています。ビタミンB1は、摂取した糖質を分解して、体や脳が活動するためのエネルギーに変える働きを助けています。このビタミンB1が不足すると、糖質からエネルギーを取り出せずに元気が出ませんし、分解されなかった糖質が脂肪になって、肥満にもつながってしまうのです。
更には、ビタミンB1は筋肉に蓄積する疲労物質である乳酸除去の役割もあり、不足は疲れの出やすい体質にもなります。
又、ビタミンB1不足は、昔(戦前)の日本人に多かった脚気の原因としても有名で、もともとビタミンB1は、この脚気の研究の過程で世界で初めて発見された、とりわけ日本人にとって関わりの深いビタミンでもあるのです。
このように、にんにく注射は全身疲労、筋肉痛、神経痛、口内炎、スポーツをする人、風邪の初期や治りきらない人、お酒を良く飲む人などには最適な治療ということができます。
にんにく注射は血液によってまんべんなく全身にビタミンを届け、蓄積した乳酸を燃やし、血行も改善されて新陳代謝が高まり、残った疲労物質も洗い流してくれます。
にんにく注射のメリット