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にんにく注射の安全性
にんにく注射は点滴で行うのですが、その間、微妙ににんにくの臭いがするのは、ビタミンB1に含まれる硫黄が原因となっています。しかしこのにんにく注射の臭いはすぐに消えるもので、揮発性成分ではないので、息がにんにくを食べた時のように臭くなることもないので心配は無用です。
日本人の主食はご存知の通り白米で、こうした炭水化物中心の食事からエネルギー源の糖質を摂取していますが、ビタミンB1が多く含まれている玄米なら、米の糖質から効率よくエネルギーを取り出すことができるのですが、白米にするとこのビタミンB1が米ぬか共に失われてしまい、糖質だけを摂取することになるのです。
戦前ではビタミンB1が不足しがちで脚気になり、これが進行すると心不全を起こし死に至ることもあったのです。実は最近でも、インスタント食品などの偏った食事と、清涼飲料水などをたくさん飲む若者の間で脚気の症状を訴える人が増加しており、ビタミンB1不足と糖質の多量摂取などが問題となっています。
ここでお勧めとなるのがやはりにんにく注射です。臭い以外でも副作用を心配する人がいるかもしれませんが、水溶性ビタミンの配合剤なので重篤な副作用はありません。万が一過剰投与されたとしても、尿から排出されるだけで心配は要りません。
稀に軽い不快症状として、注射時のにんにく臭による吐き気や胸苦しさや、血管痛(注射部位から腕、肩にかけて)を訴える人がいるようですが、これらの症状は通常数分で消失するので、やはり心配は無用です。
にんにく注射のメリット